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故事成語【追加分】

虎口

【虎口（ここう）】（『荘子』）

虎の口のように、とても危険な場所、状態。
逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎かず

【逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎かず（ゆくものはかくのごときか、ちゅうやをおかず）】（『論語』）

人生も世界も、過ぎ去っていくものは川のようなものだろうか、昼も夜も流れ続けていく。
莫逆の友

【莫逆の友（ばくぎゃくのとも）】（『荘子』）

心に逆らうものがない友だち、すなわち親友のこと。
一日三秋

【一日三秋（いちじつさんしゅう）】（『詩経』）

（一日会わないと三年会っていないように思うことから）とても待ち遠しく思うこと。
「一日千秋」という言葉もある。
下問を恥じず

【下問を恥じず（かもんをはじず）】（『論語』）

目下の者に質問することを恥と思わない。
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん

【鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん（にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん）】（『論語』）

小さな物事を処理するのに、大がかりな手段を使う必要はないこと。
人後に落ちない

【人後に落ちない（じんごにおちない）】
（李白（盛唐）の詩「流夜郎贈辛判官」より）

他人に負けないこと。
杯中の蛇影

【杯中の蛇影（はいちゅうのだえい）】（『晋書』）

疑えば、つまらぬことで神経を悩ますたとえ。
大器晩成

【大器晩成（たいきばんせい）】（『老子』）

大人物は、すぐには成功せず、あとになって大成するものである、の意。
無用の用

【無用の用（むようのよう）】（『老子』）

一見、役に立っていないものが、大きな役に立っていること。
愚公山を移す

【愚公山を移す（ぐこうやまをうつす）】（『列子』）

困難なことでも努力を続ければ、成就するというたとえ。
※４コマ目の「天帝」は、宇宙を支配する神さま。

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